3 つの一覧をつなぐ
次の 3 つの一覧を、区分の名前を付けて 1 つにまとめてください。①給与が 50 万円以上の社員は「給与上位」②退職した社員は「退職」③部署に所属していない社員は「部署なし」。同じ社員が複数の区分に当てはまる場合は、区分ごとに別の行として残します。列名は区分が kubun で、列は「name, kubun」の順、区分の昇順、同じならば氏名の昇順に並べてください。
この書き方が使えない製品があります そのまま使える: PostgreSQL / MySQL / MariaDB / SQLite / SQL Server / Oracle Database
未確認: IBM Db2
- つなぐ問い合わせは 3 つ以上でも構いません。列の数と型の並びが揃っていれば続けて書けます。
- 定数を列として並べられます。どの一覧から来た行かを示すのに使えます。
- ここでは UNION ALL を使いますが、区分の値が違うため UNION でも同じ結果になります。それでも UNION ALL を選ぶのは、重複を取り除く処理が要らないぶん速いからです。
この問題で使えるテーブル(名前をタップすると入力できます)
7 行
| 列 | 型 | NULL |
|---|---|---|
| 🔑 | int | 不可 |
| text | 不可 | |
| int | 可 |
データを見る(先頭 5 行)
| busho_id | busho_name | parent_busho_id |
|---|---|---|
| 1 | 経営 | NULL |
| 2 | 開発 | 1 |
| 3 | 営業 | 1 |
| 4 | 管理 | 1 |
| 5 | 基盤 | 2 |
18 行
| 列 | 型 | NULL |
|---|---|---|
| 🔑 | int | 不可 |
| text | 不可 | |
| int | 可 | |
| int | 可 | |
| numeric(10,0) | 不可 | |
| date | 不可 | |
| date | 可 |
データを見る(先頭 5 行)
| shain_id | name | busho_id | joushi_id | salary | hired_on | taishoku_on |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 鈴木 | 1 | NULL | 980000 | 2014-04-01 | NULL |
| 2 | 佐藤 | 2 | 1 | 720000 | 2016-10-01 | NULL |
| 3 | 田中 | 2 | 2 | 520000 | 2019-04-01 | NULL |
| 4 | 中村 | 2 | 2 | 530000 | 2020-04-01 | NULL |
| 5 | 小林 | 2 | 2 | 445050 | 2024-04-01 | NULL |
解説
結論
つなぐ問い合わせは 3 つ以上でも構いません。定数を列として添えられます。
なぜ
UNION / UNION ALL は 2 項演算子ですが、続けて書けば何段でもつなげます。列の数と型の並びが揃っていることだけが条件です。列名は最初の問い合わせのものが使われるので、AS は 1 つ目に書きます。
定数を列として並べると、「どの一覧から来たか」を結果に残せます。区分ごとに集計したいときや、複数の条件に当てはまる行を数えたいときに効きます。このデータでは、退職した社員の 1 人が給与上位にも当てはまるため、その人は区分違いで 2 行に出ます。
⚠️ ここで UNION にしても結果は同じです。区分の値が違えば「同じ行」ではないので、重複として取り除かれないからです。UNION が消すのは行全体が一致するものだけ、という点を押さえてください。それでも UNION ALL を選ぶのは、取り除く処理が要らないぶん速いためです。
よくある間違い
①列の数や型の並びがずれてエラーになる ②UNION は「似た行」をまとめてくれると思い込む。
根拠(一次情報)
- PostgreSQL 18 マニュアル: 問い合わせの結合(UNION / INTERSECT / EXCEPT)一次情報・確認 2026-08-01